「ストーカー」とは、特定の人物、特に女性に待ち伏せや
見張りをし 背後から付いてきたり、行動を監視をされ、
生活する上で不安にさせられる犯罪です。
平成12年に「ストーカー規制法」という法律が施行されたにも関わらず
ストーカー被害は年々増加しており、今後も増加が懸念されると言われています。
警察に相談しても、証拠が揃っていなければ
なかなか動いてくれないこともあり、
その結果、過去には悪質なストーカー被害から発展しされる
たくさんの悲惨な事件が起こっています。
こうした被害を少しでも減らすために、自分の身を自分で守るためにも
日々「個人情報」の取り扱いについて常に意識をしておくことが大切です。
個人情報を漏らさない。
郵便物などに記載されている住所の書かれたものや
電話番号などが載っている書類は
全て細かくシュレッダーで粉砕しましょう。
通勤、通学ルートを変える
毎日同じ時刻に同じルートで帰っていると 覚えられてしまうので、
なるべく違うルート、時刻で帰るなどの工夫をしましょう。
カモフラージュする
特に、女性の一人暮らしの方はターゲットにされることが多く、
「女性が住んでいる」と思わせないよう
敢えて無地のカーテンをつけたり
洗濯物は外から見えない所で干すようにしましょう。
防犯カメラを設置する。
カメラがあることで、侵入しづらくなります。
もし被害があった際に重要な証拠として提出できます。
防犯グッズを常に持ち歩く。
もし、襲われそうになったときに大きな音で知らせる携帯用アラームや
催涙スプレーを使ってひるませ、逃げることができるようにしましょう。
セキュリティハウスが開発したiPhone専用の無料アプリもお勧めです。
もしもの時に①最大音量で音を鳴らしたり、②あなたの居場所を定期的にメールで送り続けたり、③ワンタッチで電話をかけたり出来ます。 あなたの身を守るため、是非ご活用ください!
此方の意思をはっきり伝える。
過去の恋愛や人間関係の拗れでこのような行為をされるのであれば
はっきりこちらの意思を伝えましょう。 被害を出さないためにも、
友人などに相談をし、第三者を交えて話し合いをするようにしましょう。
迷惑電話拒否設定をする
執拗な無言電話や嫌がらせの電話がかかってくる場合、
電話会社によって迷惑電話をかけてくる
番号を拒否できるサービスもあるので問い合わせてみましょう。
一人で外出をしない、ルートを変える
一人で出歩くことはとても危険なので
なるべく友人やご家族と一緒に行動するようにしましょう。
特に夜遅くには外出しないようにしましょう。
自宅に盗聴器や盗撮カメラがないか、専門家に調べてもらう
留守の間に侵入され、盗聴や盗撮をされていないかを
徹底的に確認をしましょう。
どのようなことがあったのか、
証拠をすべてまとめて警察に届け出ましょう。
加害者に警告が送られ、公安委員会から禁止命令が出されます。
それでも続けられた場合、相手に1年以下の懲役か、100万円以下の罰金が科されます。