漏水対策
どこでも起こる漏水には、早期発見・早期対処が要
国土交通省が5年に1度行う「マンション総合調査」の平成20年度の結果によると、1年間で起きた「建物の不具合に関わるトラブル」のうち、「水漏れ」が22.0%で最多。次が「雨漏り」でした。
マンションに限らず、一軒家、ビル、工場、店舗など、水道管が通っている建物には必ず水漏れの危険があります。
多くの原因は配水管のひび割れや防水工事の老朽化等、設備そのものの異常です。放置しておくとカビや悪臭が発生するだけでなく、場所によって、次のような危険性を含んでいるため、早期発見・早期対処が肝要です。
マンションやアパート
設備異常の他に、「風呂の水を止め忘れていた」「洗濯機の給排水ホースが外れていた」等のミスで床の上に水が溢れ、階下の部屋まで漏れてしまうケースがあり、入居者間のトラブルに発展する恐れがあります。
漏水センサーが水漏れを検知し、ブザーでお知らせします。
店舗
水に濡れると、ほとんどの商品は販売ができなくなります。飲食店の厨房で水漏れが発生した場合は、修理が終わるまでは休業を余儀なくされるため、大きな損害となります。
漏水センサーが検知し、管理者の携帯電話に自動通報します。
防犯カメラ(遠隔監視システム)を連動しておくと、リアルタイムの動画で現場状況を確認することができます。
工場や研究所
機械設備に水がかかると、故障や漏電、火災の原因になります。また、水に反応する化学薬品や劇薬の保管場所や、ウイルスを培養している装置に水がかかると、大事故に繋がる危険があります。
漏水センサーが漏水を早期発見し、その場でブザーでお知らせすると同時に、管理者等に自動通報します。
遠隔監視システムi-NEXTと連動させることにより、通知を受けた管理者はその場で現地の監視カメラを通して、リアルタイムの映像と音声を確認。ズームアップ機能を使えば細かい部分まではっきりと見えるため、わざわざ時間をかけて現地に駆けつけなくとも正確に状況を把握して従業員に指示を出したり、業者に連絡をして対処してもらうことができます。また、必要に応じて照明や空調、防犯設備の警戒のON/OFFや扉の開閉、電気錠の施錠解除なども遠隔で操作できます。
地下駐車場・事務所
最近のゲリラ豪雨では短時間に集中した豪雨により地下駐車場や事務所が水没したり、多大な被害が出ることがあります。
漏水センサーが検知し、管理者の携帯電話に自動通報します。
防犯カメラ(遠隔監視システム)を連動しておくと、リアルタイムの動画で現場状況を確認することができます。