日中の防犯
●大阪帰宅のビルクリニックへの放火殺人事件。持参したガソリンにオイルライターで火をつけた。
●2019年7月18日に発生した「京都アニメーション放火殺人事件」。36人が死亡、35人が負傷するという大惨事になりました。
最近増える強い殺意を持った犯罪者による「日中の犯罪」
ビルに侵入してガソリンをまいて放火したり、列車で放火したりナイフで切りつける、という犯罪は
被害者は犯罪者との関係はほとんどなく、「たまたまその場に居合わせた人々や従業員」が被害者になっています。
今までの「防犯対策」が夜間や休日の時間帯が主な対象ですが、日中、多くの人がいる場所での犯罪。
「見つからないように」といった通常の犯罪者意識がほとんど希薄であり。従来の対策の考え方だけでは
不十分です。
日中の防犯対策としてはどういうことを考える必要があるでしょうか?
京都アニメーション事件の問題点
・第一警戒ライン、第二警戒ラインを一気に突破された。
・不審者侵入やガソリンをまかれて放火されたが、全社員に伝わらなかった。
・来客チャイムなどがなかった。
・来客をモニター等で確認できなかった。
・入り口にパーテーションがなかった。
・玄関扉が来客で開いたままになっていた。
・すぐに受付があった。
・事前の犯行予告に気づいていなかったか、気づいていても十分な対応がされていなかった。リスクマネジメントができていなかった。
・防犯対策などが十分でなかった。(防犯設備・防犯訓練等)
日中建物の中にいる従業員を守るためのシステムを防犯のプロとしてセキュリティハウスが提案します。
☆コロナ禍で人との接触機会を減らしたい、来客の検温も遠隔でしたい、ドアノブも触れたくない、入退室管理をしたい、というニーズにも対応しています。
日中の防犯
・第一警戒ライン:敷地部(外周警備)
・第二警戒ライン:建造物外周部(窓・扉開閉部)
に加えて、日中の防犯対策を行います。
●具体的には、玄関部分(第二次警戒ラインの中)に半私的領域を設定し、受付を無人化します。
●コロナ対策として検温、入退室管理・カメラ映像を活用して事務所内にて対応します。
① 社員は建物玄関部の入退室管理システムで顔認証又はカードで入室。
② 来客は、インターホンで社名を名乗り事務所内から解錠し、受付スペース(半私的領域)へ。来客及び社員は検温機能の顔認証システムにて検温した
後、事務所スペース(私的領域)へ入室。受付は無人化、事務所内から対応。
③ 不審者は建物外でシャットアウト。
●カメラのモニターを社内の誰もが見えやすい位置に設置。
防犯カメラの映像は事務所内複数箇所にて確認。異常発生時には素早い対応。を全社で実施できるようにします。
不審者が侵入できない環境づくり。不審者の場合には複数の人間が映像を確認し対応できる体制を作ることが大切です。