昼間に楽しいショッピングを楽しむ商店街。
しかし、夜間になり人通りが少なくなると、
犯罪が多発する怖い場所になってしまいます。
●2007年 東京都渋谷区の笹塚商店街で、殺人事件2件が連続発生
…その後、犯罪抑止の為に防犯カメラを11台設置(日本経済新聞 2007年12月2日)
●埼玉県草加市のパインアベニュー商店街 パンジー200本が抜かれ散乱(日本経済新聞 2008年4月21日)
●2008年1月 東京都品川区の商店街で、通行人5人が包丁で切りつけられる。
(日本経済新聞 2008年5月3日)
●長野市の権堂商店街周辺 2006年に連続放火事件、2007年に殺人事件が発生
…その後、アーケード街に防犯カメラを12台設置(毎日新聞 2008年6月12日)
●鹿児島市にある天文館11の商店街 昼間にひったくりや落書きなどの犯罪が発生
…防犯カメラの設置はしていたものの、昼間にも犯罪が発生したため防犯カメラの24時間作動を決定。
商店街で起こる犯罪は、ひったくり、落書き、放火、器物損壊など実にさまざまです。
近年とても悪質で大掛かりな犯罪が増える傾向にあり、深刻な社会問題になっています。
人通りが少ない深夜の犯行であれば、目撃者がほとんどいません。
したがって、万が一被害にあったとしても、
泣き寝入りせざるを得ない状況に追い込まれることが多いのです。
その結果、深刻な経営問題にまで発展してしまうことも多々あります。
もちろん、各店舗がきちんと防犯対策をおこなっていることが大切です。
しかし、これからは各店舗が協力しあい、商店街が一丸となって
防犯対策をおこなっていく必要があるでしょう。