「防犯泥棒大百科」　防犯対策伝授するサイト開設　2006.4.18中外日報

竹中エンジニアリング㈱の防犯機器を販売している㈱セキュリティハウス・センター（原　潔社長　京都市山科区）はこのほど、防犯の知識や心構えをわかりやすく紹介するサイト「防犯泥棒大百科」を開設した。同社の総合防犯設備士が監修し、住宅や神社仏閣、学校など対象ごとに対策を伝授している。
　このサイトは、防犯意識の高まりを受けて業界各社からさまざまな防犯機器が販売されるなか、正しい知識をもって防犯に取り組んでもらおうと開設。　
　犯罪が多い場所や時間帯、手口、泥棒が好む環境などを具体的な事例をもとに紹介しながら、犯罪を未然に防ぐ手立てを提案しているのが特色だ。元刑事などに取材して泥棒の心理や最新の手口にも迫るほか、侵入窃盗発生件数などの統計数値も掲載する。
　「お金をかけなくてもできることはたくさんある。犯罪はハードだけでは防げないので、ソフトの面で有意義な情報を提供していきたい」と同社。サイトでは同社の製品紹介を極力ひかえて情報提供に徹しており、防犯機器の導入に先立って知っておきたい情報を満載している。
　敵を知り己を知れば百戦あらうからず。犯罪から身を守るためには、自身の防犯対策を冷静に見直す日頃の心掛けも大切といえそう。