わが社のマスコット セキュリティ坊や セキュリティハウス岡山2000.8.10山陽新聞

　米国の保安官をイメージした星入りのカーボーイハットが顔をすっぽりと覆う。ベストにジーンズ、ブーツというウェスタン・スタイル。ところが手には「防犯」と書かれた「御用ちょうちん」。
不思議な組み合わせが、妙に印象に残る。小野真司社長は「従業員、お客様から　かわいらしい　と好評」と話す。
　約10年前、硬くて暗くなりがちな防犯グッズのイメージを、家庭でも親しまれる明るいものにしようと、全国の販売店を統括する営業本部（大阪）が約70か所の販売店からキャラクターを募集した。
　全国の販売店や販売代理店の窓口に張るシールや、キャンペーンの際に使うのぼり、従業員の作業用Tシャツなどに利用しているほか、近く作る景品用キーホルダーのデザインにも使う。
　同社の取り扱う防犯グッズは、監視カメラや防犯ブザー、バックなど約1500点。ストーカーや誘拐などの犯罪対策として、その役割は高まっている。小野社長は「誰もが防犯商品を手軽に購入できるよう、愛嬌あるセキュリティぼうやを積極的に活用したい」と話している。