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2011.06.07 中外日報『お寺と神社の防犯NOW 「二重三重に侵入ブロック」(13)』セキュリティハウスITG
中外日報(平成23年6月7日)「お寺と神社の防犯NOW(13)」(弊社提供連載)
万一のケースは即、通報
「お寺や神社は狙われない」との安全神話は、もはや過去のものと認識しなければならないのだろうか。日常的に発生しているともいわれる賽銭泥棒、相次ぐ仏像盗難。寺社に侵入しての窃盗犯罪は後を絶たない。
こうした状況を受け、ここ数年で防犯対策に乗り出したという寺社は多く、愛知県春日井市の明照寺もその一つ。とりわけ全国的に多発した仏像盗難がきっかけになったといい、「今まで大丈夫だったからといって、これからも被害に遭わない保証はない」と今年に入って防犯システムの導入を決めた。
設置したのは、境内外周や伽藍の周囲を警戒する赤外線センサーをはじめ、防犯カメラや火災警報機など。標準的な防犯システムではあるが、不審者の侵入を二重三重に防ぐことで、仏像などの文化財を盗難被害から守るだけでなく、放火を含む火災に対する備えにも万全を期した。
また、設置したセンサー類には自動通報機能を付け、万が一のケースも迅速に対応できるよう配慮した。不審者の侵入を検知すると、あらかじめ登録しておいたアドレスにメールを即送信する仕組みで、同寺では「被害に遭わないよう最善を尽くすのはもちろんだが、もしもの場合も直ちに異常を知らせてくれるのは心強い」としている。
明照寺の防犯システムは、名古屋市中区にあるセキュリティハウスITG(小川毅社長)が設計・施工。同社は(株)セキュリティハウス・センター(本部=京都市山科区)が全国展開する販売ネットワークの1社で、「セキュリティハウス」ブランドの販売ネットには133社が参加している。