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2009.07.25 中外日報 『寺社の防犯再点検 安全な境内環境を見つめて(5)』セキュリティハウス湖南
手を伸ばすと警告→威嚇
中外日報(平成21年7月25日)「寺社の防犯再点検 (5)」(弊社提供連載)
ピンポイントで尊像警備
盗みが言語道断な犯罪行為であるのは言うまでもないが、「うちに限って泥棒なんて」と言い切れないのも現実。仏像盗が各地で相次ぐ中、寺院の間では、防犯機器を用いて尊像を守ろうという動きも広がりつつある。
滋賀県栗東市のある寺院は、大切な本尊を盗難被害から守るため、赤外線センサーによる防犯システムを取り入れる。仏像を安置する厨子に赤外線センサーを据え付け、センサーによる”見えないバリア”で尊像をピンポイント警戒する仕組みだ。
赤外線センサーの警戒ラインを超えて仏像に手を伸ばすと、瞬時に警告メッセージが流れ、それでも手を引かない場合は大音量の警報ベルで威嚇・撃退する。センサーそのものはコンパクトな仕様で、厨子や本尊の外観を損なうこともない。毎日のお勤めに支障がないのはもちろん、お参りに来る檀信徒らに物々しい印象を与える心配がないのもうれしい。
同寺の防犯システムを設計・施工したのは、同県野洲市のセキュリティハウス湖南(飯田高雄社長)。(株)セキュリティハウス・センター(京都市山科区)が組織する全国ネットワークには平成十七年に参加し、主に京滋エリアで営業を展開している。
セキュリティハウスの販売ネットワークには現在、北海道から沖縄県まで全国の百二十六社が加盟する。それぞれ地元に密着しながら安全な地域づくりに取り組んでいて、社寺への納入実績は延べ約千百件に及ぶ。