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不審者や火災・雷対策念入りに 中外日報2021.8.27
国内最大級のセキュリティ専門企業のネットワーク「セキュリティハウス・センター」(本部・京都市山科区)には、北海道から沖縄まで139社が加盟している。各加盟企業には防犯のプロと呼ばれる「防犯設備士」の資格取得者らが中心となり、セキュリティの先進機器及びシステムを活用して地域の「安全安心」をサポートしている。
さいたま市西区の「セキュリティハウスマッハ」(元田豊治社長)は「安全と安心を第一に考え、人の喜びが我喜び」をモットーに日々防犯に取り組んでいる。
同社は大阪府吹田市にも営業所があり、官公庁・企業・教育機関などにセキュリティ機器及びシステムを設計・施工する。寺社の実績としては、当コーナーでも紹介した埼玉県草加市の氷川神社(旭神社)や東京都北区の浄土宗正光寺がある。
寺社の施工に当たっては、不特定多数の人が境内地に入りやすいことから侵入防御や放火・不審火の対策、境内地の高い樹木の落雷を防ぐ雷対策を特に入念に行っている。
不審者や火災対策として侵入者を検知すると光や音で警告し退避を促す自主機械警備システム、小さな炎でも即座に検知し音声警告及び寺(社)務所に通報する炎センサーなどが挙げられ、関連機器を連動させると遠隔から監視や操作もできる。
また寺社の厳かな雰囲気を損ねることがないよう配線を隠して設置する隠蔽配線にも気を配ると。きめ細やかな対応で、防犯を通じて地域に貢献したいという。
セキュリティハウスマッハへの問い合せは∥電話048(622)4017。
(写真説明)
夜間の「見せる防犯看板」として作られた同社オリジナルの「蓄光ステッカー」を手にする元田社長。
停電など非常時の防犯対策にもなる