防犯対策
寺社仏閣の防犯対策
寺社仏閣にある仏像やご神体の数々。
重要文化財などに指定されているものも
少なくありません。
名高い仏像やご神体はもちろん、
重要文化財などに指定されていない仏像や
ご神体にも注意が必要です。
盗んだとしても発見が遅れるなどして
足がつきにくいため、盗難に遭いやすいのです。
施錠は2個以上つける
鍵がかかっていないところから犯人が侵入してくることが多いことから、
破壊工作に強い錠前を最低2個以上つけておく必要があります。また、施錠する習慣をつけることも大切です。
写真、記録をとっておく
被害にあった仏像、ご神体、狛犬、掛け軸などについての詳細が不明確な場合が多いため、
あらかじめ写真を撮ったうえで、特徴を記録しておくことが必要です。
万が一盗難された場合、写真などがあれば古美術商などに前もって通知しておくことが可能になります。
防犯パトロールを実施
地域住民、門徒、氏子などの力を借りて、防犯パトロールを実施してみてはいかがでしょうか。
それだけでも犯罪の抑止につながります。
また、防犯パトロールを実施することで、その地域の防犯意識も高まるため、一石二鳥です。
夜間の死角をなくす
夜間敷地内に誰かが侵入してくるかもしれません。
不審者の侵入を検知する「赤外線センサー」、
不審者が入ってきたときライトが自動的につく「人感ライト」、
その他暗闇の中でもきちんと画像を残すことができる「防犯カメラ」の設置が効果的です。
放火対策
放火されやすいものを建物の周辺に置いておくことはやめましょう。
また、放火されやすい絵馬や古札収納所には、炎センサーを設置するなどして、
放火された瞬間に検知できるようにしておきましょう。
目が行き届いていない(防犯意識が低い)と思われないように
壁などへ落書きされた場合は、すぐに消す。窓ガラスが割られたら、すぐに直す。
ゴミがいっぱいにならないように常に注意するなど、どんなささいなことでも放置せず、
きちんと管理しておくことが大切です。
何の対処もせず、そのまま放置しておくと、目が行き届いていない(防犯意識が低い)と思われてしまい、
犯罪を自ら招いてしまうことになりかねません。
日ごろから、目の行き届いた管理をおこなうよう心掛けることが何よりも大切です。
寺社仏閣の防犯システム
外周警備用赤外線センサ送信機。電波到達距離100m.
警備機能と充実した異常出力を搭載した
セキュリティ受信機
無線式侵入検知システム受信機。電波到達距離100m
寺社仏閣の納入実績