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一戸建て住宅の防犯システム

一戸建住宅に置いての防犯設備は大きく分けて二種類の考え方ができます。
先ずは住人が全て外出して屋内にだれも存在しない、つまりは留守の時。
もう一つは家人が存在している、いわゆる在宅時の二種類です。
この時の最も守るべきもの、それぞれ前者は財産、後者は生命となります。
侵入者によって狙われるものすなわち生命、財産、信用を守るための防犯設備機器と各機器の機能、用法をご説明致します。

侵入者にとって入りにくい環境作りが重要

犯罪者の特徴として顔を見られるのを嫌います。
これはつかまりたくないからです。その為に人目に付くのを極端に嫌がります。
具体的には目・音・光・時間を嫌いますが、これを総称して侵入防止4原則といいます。
この場合の眼は人目であり、カメラも含まれる。カメラの場合はレンズの向こうにどれだけの人目があるのかと想像させることができます。
音は物音。物音がすると周囲に気づかれるので、極力静かにします。防犯設備ではこの「音」が警報ベルであり、サイレンです。
同様の理由により光も嫌われています。周囲を明るく照らされると周りから行動や容姿を見られてしまうのです。
推奨の照度としては水平面照度で50ルックス(10m先の人の顔、行動が明確に識別でき、だれであるかが明確に分かる照度)となっています。
逮捕者へのアンケートで犯罪にかける時間、侵入にかける時間のグラフを示します。
犯行にかける時間としては10分以内と答えた逮捕者が69%、侵入を諦めるのは5分以上が69.5%という回答になっています。
また非常ベルに対する認識としては「場合によっては避ける」を合わせると、98%が侵入を避けるということで音が鳴るものを気にしているという結果になっています。

逮捕者への調査結果

このようなことから、侵入しようとする泥棒が嫌がることをソフト面、ハード面を組み合わせて対処することが最も効率的な防犯対策といえます。

具体的なセンサーや機器の種類

1,赤外線センサー

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