工場や事業所には、新商品等の機密情報や図面、部品、取引先との契約書、従業員のマイナンバー、消費者の個人情報など多くの重要なデータがあります。
こうした機密文書、機密情報に関しては、従業員のミスによる流出、従業員の故意による流出・漏洩、外部からの悪意を持った犯罪者による情報盗難の其々に対して対策を取ることが必要です
●どれが機密文章、機密情報であるかを明確にする。就業規則に取り扱いや罰則規定などを盛り込む。
●機密文章の保管に関しては施錠できる書庫等に保管し、そのエリアへの入退出できる従業員を決定し、入退室の記録を取り管理を実施する。書類の持ち出し制限、コピー制限などを行う。
●機密情報データを取り扱う担当者を決定しPCを制限するとともに、PCの立ち上げはIDパスワードで制限し、データにもパスワードロックをかける。PCのある場所への入退室できる従業員を決定し、入退室の記録を取り管理を実施する。データをUSBメモリーなどで持ち出さないように管理する。ウイルス等で情報流出しないように情報セキュリティソフト等をPCに入れる。
●社内研修を実施する。等
こうした社内体制を構築すると同時に、セキュリティハウスでは「物理的防御」「精神的抑止」の分野で機密保持・情報漏洩対策をご提案しています。
具体的には、入退出管理システムと防犯監視カメラ録画システム、侵入警戒システム(自主機械警備システム)との連動で、従業員や来客の建物内や重要な部屋への入退出を自動的に記録録画する方法です。
いつ誰がどの部屋に出入りしたかが記録されるとともに映像が録画されるシステムです。
又、夜間休日などに扉をこじ開けたりガラスを破って室内に侵入した場合には画像録画と同時に、その場で大音量のサイレンなどで威嚇撃退するとともにあらかじめ設定した通報先5箇所へ自動通報するシステムです。
そうしたシステムを設置することで犯罪しにくい環境を作り犯罪抑止にも効果があります。
又、機密情報戸し扱いに関する従業員教育に関しても総合防犯設備士がアドバイスさせていただきます。
ハード面とソフト面が一体となって犯罪が発生しにくい環境を作ります。