防犯システムを場所別で探す
寺社仏閣の防犯システム
大切なご神体や仏像、文化財・重要文化財に指定された建造物などの焼失。たとえ新たに再建しても歳月を経た風格と歴史は取り戻すことができません。
平成15年より全国的に寺社の仏像盗難が相次ぎ、特に滋賀県では平成15年以降に少なくとも18件74体が被害に遭っています。
狛犬や掛け軸、仏具などを合わせると100点以上にのぼるとみられています。
盗品の情報は、通常警察から古美術業界に通知されますが、「盗品だと判らずに購入する例はあり、古くて状態が良ければ1体5万~10万円程度で買い取ることが多い」とのこと。
仏像は海外で価値が出る物も多く、古美術として海外に販売されることも多いのです。約9割が海外とも言われています。
神社仏閣は、犯罪者にとっては「犯行しやすい環境」
泥棒や放火犯にとって、最も重要なことは「人目に付かず確実に犯行を行い、逃げることができる」こと。
「罰当たり」といった意識は、犯罪者にはありません。
神社仏閣は下記の通り、犯人にとって「犯行しやすい環境」ベストコンディションであるということをぜひ認識し、少しでも対策することが重要です。
・「観光客、参拝者を装って下見」が可能。誰にでも開放されている場合が多いため、いつでも下見や犯行を行うことができる。
・樹木に囲まれており、道路など外部からの見通しが悪い。
・夜間暗がりがあり、隠れたり犯行を行うのに適している。
・ 誰にでも開放されているため、たまたま誰かに出くわしても参拝者を装い逃げることが可能。
・大切な仏像や宝物、賽銭などが手に届くところに置いてあり、周囲に人目がない時間帯が多い。
・無住の寺社も多く、異常が発見されにくい。
・重要文化財以外は記録や写真がないことが多く、盗まれた仏像などが特定されにくい。
・仏像はインターネットオークション等で顔を見せずに換金できる。
大切なご神体や仏像の盗難、文化財の焼失などを防ぐために
●無施錠のところからの侵入による被害が多いため、必ず破壊工作に強い錠前を付け、施錠することを習慣にしましょう。
●無住の寺社の被害が多く、発見が遅れると、被害が拡大するため、特に注意しましょう。
●地域での防犯パトロールを実施し、「防犯意識が高い」ことをPRしましょう。地域住民や門徒、氏子などとの連携をすることが大切です。
●常日頃より何か異常が発生した時の連絡網をきちんとつくっておきましょう。
●仏像、ご神体、狛犬、掛け軸などは写真を撮り、特徴などを記録させておくこと。万が一盗難されても手配ができるようにしておくことが大切です。
●夜間などの敷地内への侵入を検知する「赤外線センサー」や人が入った時に自動的にライトを付ける「人感ライト」、監視性を高める監視カメラ、放火時の炎を検知する「炎センサー」など防犯システムを設置すると効果があります。
●放火対策としては、燃えやすいものを建物周辺に放置しないことが大切です。
●壁などへのいたずら書きや窓ガラスの割れた物を放置しないこと。防犯意識が低いと思われ、次の犯罪を誘致することとなります。
仏像・賽銭箱盗難検知
・仏像や賽銭箱に「傾斜検知送信機」等を設置し、犯罪者が動かそうとしたら検知し、その場でサイレン・フラッシュで威嚇撃退すると同時に、住職や檀家、関係者に異常発生を自動通報します。
・センサーが貼り付けできない場合には、「下敷式盗難検知ホルダー」を使用すると簡単に警戒が可能です。
放火対策
・寺院、神社の建物等に対する放火や火災をいち早く検知し、その場でベルにて威嚇報知。住職や檀家など関係者に自動通報するシステムです。
・「炎センサー」は10m先の7cmの炎を検知します。
その場でメッセージにて威嚇するタイプもあります。5か国語対応。
自主機械警備+遠隔監視システムi-NEXT導入 ご住職様の声
寺社仏閣向け防犯カメラ
・参拝者の状況確認、賽銭箱の盗難防止、放火対策などに各種センサーと連動して防犯カメラを活用すると、万が一の犯罪発生時に現場状況を確認し早期対応を行うことができます。
・カメラ映像は多重録画していますので、後で確認することもできます。
・夜間でも鮮明な映像で確認できます。
寺社仏閣の防犯システム
屋外や浴室でも使える日常生活防水構造の送信機です。
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寺社仏閣の納入実績