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不審者の侵入 ライトで警告 中外日報2020.12.16
河口の立岩で知られる丹後半島の景勝地、京丹後市の間人。難読な地名の由来は諸説あるが、聖徳太子の生母・間人(はしうど)にまつわる伝承が特に知られている。近隣の海はズワイガニの良い漁場であり、観光・漁業が盛んな土地柄だ。
曹洞宗龍雲寺はこの地において江戸前期の1688年、良国好謙により創建された。風光明媚な地に似合わず、最近は夜間に不審者とおぼしき人物が境内に立ち入るケースが増え、その対策として今年10月に防犯機器を設置した。
ネットワークでつながれた監視カメラで境内を一元的に監視し、人感センサとセンサーライトで侵入を試みようとすると光で警告を発する。機器を出入り口に重点的に設置することで侵入されないよう対策を講じた。
施工はセキュリティハウス京都北(冨田電気通信、同市)で、設置に際しては境内の雰囲気を損ねることのないよう機器の選定や配線・配管に細心の注意を払った。施工企業の選定に当たっては、地元企業でセキュリティーに精通した点が高く評価されたという。
同社は、京都市山科区のセキュリティハウス・センターが全国展開する防犯機器の販売ネットワークに加盟している。このネットワークには現在、全国の139社が参加している。
問い合わせはセキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥電話075(584)6600∥まで。
(写真説明)
不審者の侵入を監視し警告を発する防犯システムを備えた龍雲寺
ルビ
間人
たいざ