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変更簡単な防犯システム 店舗改装などに便利1991.3.7 日経流通新聞
防犯・防災システムの専門店チェーン、セキュリティハウス・センター(本社大阪府吹田市、社長岡崎友亮)は、テナントの入れ替えや売り場構成の変更に即座に対応できる防犯システムを開発した。
従来の防犯システムは、侵入者探知センサー端末を移動、増設すると、集中監視装置の大掛かりな手直しが必要だった。新システムではこれを簡素化した。オフィスビルや大規模小売店のニーズが大きいとみている。
名称は「セキュリティ情報コントロールシステム」。部屋ごと、売り場ごとに設置した多数のセンサー端末の情報を、文字盤ではなくコンピュータ画面(CRT)で一括処理するのが特徴。増築やレイアウト変更でセンサー端末が増えても、文字盤画面の書き換えやそれに伴う複雑な配線の交換作業は不要。
また、従来はセンサー端末一つを取り換えるのにシステム全体の電源を切る必要があったが、新システムは特殊な配線処理でその必要もない。
同社は全国69か所に防犯・防災機器販売の専門店を展開。ここを窓口にして施工会社にシステムの採用を働きかけていく。システム導入に要する投資額はっビルや売り場の規模によって異なる。