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施設等の部屋状況 異常があれば通報 2007.7.24 中外日報
生活センサー表示盤
セキュリティー機器やヘルスケア用機器を製造・販売する竹中エンジニアリング㈱(岡崎 友亮社長、京都市山科区)はこのほど、福祉施設やシルバーマンション向けの新製品「生活センサー表示盤」を発売した。
福祉施設などで一人暮らしをする高齢者が増える中、悔悟の目が届きにくいという不安を抱えた施設も多い。「生活センサー表示盤」は、こうした不安を解消しようと、各部屋の在室状況を1台の表示盤で確認できるようにするシステム機器。
管理人室や事務室に設置しておけば、万一の場合も迅速な対応が可能だ。
表示盤は、部屋ほとの室内センサー(別売り)と接続して使用。人の動きを検知したセンサーから信号を受信し、在室状況を表示する。入居者が転倒や急病で動けなくなるなどして、設定時間を過ぎても検知信号が送られてこないと、ランプと音で異常の発生を知らせる仕組み。1台で5部屋まで表示できる「SSH-5}と10部屋まで表示の「SSH-10」の2種類。いずれも表示盤を4台まで増設可能で、中規模以上の施設での運用にも役立つ。部屋ごとに作動・非作動を切り替えることができる便利なスイッチ機能も付けた。