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続・寺社を守る⑥2006.8.1中外日報 ID履歴イベントメモリー付コントローラ
防犯機器の操作履歴を確認 1000件まで記録。不正操作防止に
防犯機器の操作履歴を確認できる機能を加えた新しい制御機器が、各種防犯機器を販売する㈱セキュリティハウス・センターから発売された。いつ、だれが防犯機器を操作したかなどの履歴を最大千件まで記録、不正操作の防止など、より高い防犯システムの構築を可能にする。
「ID履歴イベントメモリー付きコントローラ・C-706」で、赤外線センサーなどの防犯機器を最大6回路まで接続して制御。本体に非接触式のIDカードをかざすことで、接続した機器を操作する仕組み。
カードには一枚ごとに固有のID番号が設定されており、操作した日時やID番号のほか、警戒・解除・発報といった内容を本体に記録する。保存された液晶画面で簡単に確認することができるため、部外者による不正操作の防止や使用者の管理と把握にも役立つ。
また、操作中の音声ガイダンス機能を搭載、高い操作性も実現した。サイレンも内蔵し、接続した機器が侵入を検知した場合などは、警報音を発報して周囲に異常を知らせる。
本体に登録できるIDカードは最大99枚まで。別売りの専用カードリーダーを2台まで接続できる端子を備え、本堂と寺務所といった複数の場所で機器を制御するシステム構築が可能だ。