長期休暇前の防犯対策
企業・店舗の防犯対策
多くの企業や店舗ではホームページで休暇案内や営業時間を公開しています。
また、照明が消える=不在ということで、建物の外から判断可能です。
働き方改革などで就業時間短縮の動きもありますが、こうしたことは犯罪者にとっては「犯行を起こしやすい環境」であることを意味します。
●退社した社員の入退室カード等のデータが削除されているか再確認する。
●金庫の鍵や重要機密書類の書庫の鍵などの保管場所が適切であるかを確認する。(退社した社員がいる場合には変更する)
●防犯警備システムの動作確認と最終セット。緊急通報先電話番号の変更など確認
●防犯カメラ・録画装置の動作チェック
●窓・扉の戸締まり確認。鍵はツーロックになっているか確認する。特にトイレなどの窓に注意。
●各機器の電源スイッチの「切」忘れ、コンセントの抜き忘れがないか確認する。
●吸い殻の処理。
●ガスの元栓を締める。
●ゴミ箱・ゴミ袋、段ボール箱などは建物内に入れておく(放火されないようにする)
●金庫内の現金は銀行に預け入れ、残して置かない。特に最終日の売上金に関して注意する。
●ショーケース内の商品や展示物は金庫内に保管する。
●金庫の鍵、重要なモノなどの保管状況の確認を行う。
●非常時連絡網の周知徹底。
●休暇中の連絡先の確認。
一般家庭の防犯対策
帰省や海外旅行などに行く前に、下記に関しては徹底しておきましよう。
●新聞・郵便物を止める。(貯まった状態にしない)
●SNSに家族で旅行中などの情報を公開しない。
●洗濯物は全て取り込んでおく。干す場合は外から見えない場所にする。
●窓・扉の戸締まり確認。鍵はツーロックになっているか確認する。特にトイレ、風呂場、踊場、2階などの窓の閉め忘れに注意。
●カーテンを閉めるなどで室内が外から見えないようにする。
●休暇までに植木の剪定などは済ませ、道路からの見通しを良くする。
●留守番電話にはいつまで出かけているなどの情報を入れない。携帯電話にて受信できるようにセットする。
●屋外・室内の照明を自動点灯できるようにタイマーセットする。
●各機器の電源スイッチの「切」忘れ、コンセントの抜き忘れがないか確認する。ストーブ、炬燵なども確認。
●吸い殻の処理。
●ガレージにシャッターがある場合には閉めておく。
●ガスの元栓を締める。
●ゴミ箱・ゴミ袋、雑誌・段ボール箱などは建物内に入れておく(放火されないようにする)
●現金、クレジットカード、キャッシュカードなどを残しておかない。残しておく場合にはまとめない。
●個人情報を記載した書類などの保管を徹底する。
●金庫の鍵や貴重品の保管状況の確認を行う。(金庫の暗証番号などを貼っていないか)
● ホームセキュリティシステムの動作確認と最終セット。
郵便受けに新聞や郵便物が貯まっているのは「下見」をする犯罪者にとっては「不在」の印。
夜遅くなっても洗濯物を干しっぱなし…犯罪者は不在もしくはルーズな家(隙のある家)と判断する。
格子を過信しない!外から簡単に外すことができるタイプのものもまだ使用されている。