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防犯対策

一戸建ての防犯対策

最近の侵入犯罪の多くはマンションもターゲットとし、高層階も被害にあっています。侵入する時間帯も夜とは限りませんし、不審者と思われないようアベックを装ったり、スーツを着るなど、身なりを整えてから敷地内に侵入するケースも報告されています。

住宅を対象とした侵入盗の手口は、「ガラス破り」が約38%でトップ。以下、「無施錠」約26%、「施錠開け」約20%(兵庫県警調べ・05年度6月末現在)となっています。

玄関の明かり取り、パルコニーや掃き出し窓のガラスを割り、開錠して侵入するケースのほか、短時間の外出(ゴミ出しなど)だからと鍵をかけなかったすきを狙われたケースや、在宅していても、人のいない無施錠の部屋から侵入する「居空き巣」といった事例もあります。

施錠開けは主に「ピッキング」や「サムターン回し」と呼ばれる不正開錠です。特殊工具を使って開錠する「ピッキング」は、これに対応した錠でなければ、 1分もかからず室内に侵入されてしまいます。
そこでまず、扉や窓の強化をします。扉はワンドア・ツーロックが基本。錠が二つあることで不正開錠に時間がかかり、抑止効果が期待できます。錠自体もピッキングなどの手口に対応した防犯性能の高いCP錠が理想です。

また、扉の内側のドアロック用つまみ(サムターン)をドアのすき間から用具を差し込んで開錠する「サムターン回し」も、最近はドリルなどでドア に穴を開けて用具を差し込み、強引にサムターンを回転させる例が増えています。つまみ部分を脱着できる錠や、カバーをかけられる錠に取り替えると安心で す。

窓の強化には、衝撃に強い「防犯合わせガラス」の採用や、補助錠、面格子、シャッターなどの取り付けが有効です。補助錠はホームセンターなどで 手軽に入手でき、取り付けが簡単なものもあります。即実行してください。専門的知識が必要なものについては、地域の防犯設備協会などに問い合わせてくださ い。

また、犯罪者はインターホンを使って不在の確認をするケースが多いので、顔を見られる「カメラ付きテレビドアホン」には侵入をためらわせる効果があります。防犯カメラも優れた抑止効果が期待できます。
このほか、「門・玄関まわりの照明や防犯灯」や、光や音で威嚇する「センサー付きライト」「赤外線センサー・警報ベル」なども、防犯性をより高めることができます。

ハードだけでなくソフト面も重要です。特に「地域力」に注目。犯罪者は人目につくことを最も嫌うので、近所の人にじろじろと見られただけでも犯行をあきらめてしまいます。外出時にはお互いに一声かけ合えるといいですね。
自治会などを中心にした夜回りや地域パトロール、また、門灯の夜間点灯、防犯講習会などで個人の防犯知識を高めるなど、地域くるみで積極的に防犯活動に取り組むことが安全で安心な街づくりにつながります。

普段の何げない習慣も、住まいの安全に大きくかかわってきます。「短時間の外出でも施錠する」「置き鍵をしない」「長期不在の際は新聞や郵便物を止める」「外出時は2階窓や高窓も施錠する」「庭やベランダに足場になりそうなものを放置しない」など、心がけたいものです。
たとえるなら、ハード面の対策は薬、ソフト面の取り組みは体質を強化するビタミン剤といえるでしょうか。この両面からしっかりと対処することで、侵入盗対策により大きな効果が期待できるのです。
一戸建て住宅において、考えられる危険・リスクとしては下記があります。

火災と急病以外は「悪意のある犯罪者による犯罪」であり、家の建物の中に犯罪者を入れないことが防犯対策のポイントになります。

・侵入窃盗(泥棒)
・侵入強盗
・ストーカー
・傷害
・放火
・火災
・急病

一戸建て住宅 犯罪の特徴

一戸建て住宅の犯罪の特徴としては、
・マンションのように管理人がおらず、家人が不在の時には「無人」となる。
・管理組合などもないので、「自分(家族)の安全は自分で守る」必要がある。
・子供やお年寄りだけがいる時間帯など「在宅時」の防犯対策が重要である。
・家族がいる時間帯に犯罪者が建物の中に入ってしまうと「居直り強盗」など家族のの命が危険にさらされることになる。
・共稼ぎなどで不在になる時間帯が増えている。
・各家庭によって家族構成や生活パターン、建物の構造が異なるため、それを配慮した防犯対策が重要である。

侵入窃盗(泥棒)対策

平成28年における住宅で発生した「忍込み」および「居空き」の認知件数について、発生場所・侵入口・侵入手段別にみると、住宅形態にかかわらず、「無締まりの表出入口」又は「窓」からの侵入が多いということがわかります。
「空き巣」の場合には、一戸建て住宅は61.9%が「窓」からの侵入で、その内、66.6%が「ガラスを破って」侵入していました。

そうしたことからも、
● ゴミ出し、見送りといった短時間でも必ず施錠する。
● 2階の窓、ベランダ、風呂場、トイレの窓も必ず施錠する。
● 窓のクレセント錠は機密性を高めるためのものと認識し、過信せず、補助錠をつける。
● 格子を過信しない。外からでも簡単に外される。(防犯性能の高い格子に変更する)
● 窓ガラスを「防犯ガラス」に変えるか、「防犯フィルム」を貼り強化する。
● 扉からの侵入も多い為、補助錠を追加する。
といったことが大切です。

ガラス破り対策

住宅内へ侵入してくる手口として「無施錠」に次いで多いガラス破り。

ガラスを割り、クレセント錠を開けて窓から侵入する手口が「ガラス破り」です。

 

ドライバーでクレセント横のガラスを割り、割った部分から手を入れて

鍵を開けて室内に侵入してきます。

ガラスは簡単に割れるので、一番簡単な手口でもあります。

バーナーやガムテープなどを利用してガラスを 割る場合もあります。

いずれもあまり音が出ないという特徴があります。

 

「ガラス自体を強化すること」と、「ガラス破りの早期検知」がガラス破り対策には有効です。

ガラスを強化すると、泥棒はガラスを割ることに時間をとられ、焦ってしまいます。

その結果、侵入を諦める可能性が高くなるのです。

 

ただし、諦める可能性が高くなるというだけで、 100%被害を阻止するものではありません。

防犯対策として利用されることが多い防犯ガラス、防犯フィルム、補助錠などは、

あくまでも犯罪を 遂行するのに時間をかけさせることが目的のものであることを

忘れないようにしてください。 過信は禁物です。

防犯システム(ガラス破り検知センサーなど)と併用することをお勧めします。

防犯対策はまず、犯罪の現状を知ることから始まります。昨年の県内の住宅を狙った侵入盗の発生件数は約7,300件で、前年に比べ約900件減少しているものの、10年前の約2倍です。そのうち半分は1戸建て住宅が狙われています。

侵入手口は、

特殊工具を鍵穴に入れ、錠を短時間に解錠するピッキング。
ドアの外側からドリルで穴を開けたり、ドアスコープを外したりして、針金などを内側に入れ、サムターン(ドア内側の錠のつまみ)を回して解錠するサムターン回し。
窓ガラスの錠の周辺を壊したり、バーナーで焼いたりしてそこから手を入れて解錠するガラス破り。
ドアと壁のすき間にL字形のパールなどを押し込み、てこの原理で錠を破壊して侵入するドアのこじ破り
――などです。
一戸建て住宅では、ガラス破りが圧倒的に多く、マンションではピッキングやサムターン回し、ガラス破りが多いです。
それでは、どのように住まいを守ればいいのでしょうか。防犯カメラなど警備システムを導入するのが安心ですが、ホームセンターなどで購入した防犯商品を自 分で取り付けるだけでも効果はあります。侵入盗は侵入に5分以上かかると7割が、10分以上かかると9割があきらめると言われています。補助錠などを効果 的に取り付け、侵入を遅らせるのが重要です。

玄関ドアは、最低でも二つ以上の錠を付けましょう。業者に頼めば2~3万円で最新式の錠が取り付けられますが、市販の補助錠でも三千円前後で購入できます。

また、ピッキング対策にドアノブにかぶせる防止具(五千円前後)やサムターン回し対策にサムターンの周りを囲うスチール製防止具(五百円前後)を取り付けるのも有効です。

ガラス破り対策としては、窓ガラスにも補助錠(約五百円~)を取り付けたり、クレセント(窓ガラスの錠)の周りに防犯フィルム(A4判約千五百 円~)を貼るなどして、ガラスを強化して下さい。人目につきにくく死角になっている窓には面格子を付けたり、防犯ガラスに替えるのもいいでしょう。

補助錠を取り付ける際は、錠を見えやすいところに取り付け、侵入盗に警戒しているのを示してください。補助錠を見せつけることで「ガラスを割れば警報機が鳴るかも」と侵入をあきらめさせるのです。

ごみ出しなどわずかな外出時間でも戸締まりし、長期不在の際は近所への声かけを忘れず、新聞や郵便物などの配達を止めるなどしてください。また不審者を見かけたら声をかけるなど、地域で防犯意識を高めるのも大切です。

犯罪者が嫌がる「防犯環境」を作る

侵入窃盗犯は「下見」を行います。
侵入しやすい建物かどうかを、周囲の環境や建物の構造から確認し、侵入しやすい場所があるか?自分の姿が通りから見えなくなる「死角」があるか?といったことを確認します。
また、家族構成を表札から確認し、何日もかけて生活習慣を確認し、不在がちか、どの時間帯が不在になるのか?といったことも確認します。表札で家族構成が分からないようにすることも大切です。
「洗濯物が夜遅くまで干しっぱなし」「外に道具や古雑誌などが置きっぱなし」といったことは「ルーズな性格」であり「防犯意識が低い」ことを物語っています。
「下見」をする泥棒に対して「防犯意識が高い」ということをアピールすることも大切です。

泥棒が「下見」をするポイント~泥棒が好きな家~

● 夜間犯罪者の姿が隠れるような「死角」をなくす。

・植木を選定する。

・高い壁をやめ、見通しの良いフェンスに変える。

 

●「不在」がすぐにわかるようなことをなくす。

・郵便受けに郵便物や新聞が入りっぱなしにならないように、旅行などで長期間家を空ける場合には郵便物や新聞を止める。

・洗濯物は家の中に干しておく。

・タイマーで夜になると室内照明が自動的に点灯するようにする。

・車庫に車がないのが外から分からないようにシャッターを取り付ける。

● 犯罪者が嫌がる環境を作る

「侵入防止4原則」に沿った防犯対策を行なう。

・防犯灯や人感ライトを設置し、明るく照らされている状態にする。

防犯ベルセキュリティキーパー等異常発生時に音が鳴るものを建物外の目立つ場所に設置する。

・簡単に侵入できないように補助錠、防犯ガラス、幾重もの侵入検知センサーを設置する。

・地域のコミュニケーションを形成し、地域ぐるみで防犯意識を高める。挨拶・防犯パトロール・共有花壇等

侵入防止4原則

①「目」・・・人目につくのを嫌がる。

②「音」・・・音が鳴るのを嫌がる。

③「光」・・・光で明るく照らされるのを嫌がる。

④「時間」・・時間がかかるのを嫌がる。

急病・強盗・ストーカー対策

強盗・ストーカー対策としては、侵入窃盗対策と同様に、「建物の中に入れさせない」ということが大切です。
侵入窃盗犯が家族とばったり出くわして「居直り強盗」になるケースも多く、先に述べた防犯対策をきちんと行うことがまず大前提です。

建物の中に侵入されてからでは家族の命が危険にさらされます。
特にストーカーは、ここ最近のストーカーによる殺人事件が多発しているように非常に危険です。
女性の一人暮らしの場合には、一人暮らしが分からないようにすることも重要です。

● 女性の一人暮らしの防犯対策

・近所のコンビニで買い物をしないか、した場合には、「一人分」であることが分からないようにする。

・後をつけられていないか気を付ける。

・部屋に入る前には「ただいま」と大きな声で言う。

・玄関のチェーンも必ずつけ、人が来てもチェーン越しに話をして簡単に部屋に入れない。

・表札などに注意し、一人暮らしが分からないようにする。

・洗濯物を外に干さない。男物の服を一緒に干す。

・玄関に男物の靴を置いておく。

・カーテンも女性的なものをやめる。

急病や強盗・ストーカー対策としては異常発生時に外部に助けを呼ぶことができる「緊急通報システム」の設置をお勧めします。 何か異常が発生した時に、大声を上げたり、電話をして助けを呼ぶ・・というのは非常に困難です。 どこにいてもあらかじめ設定した家族や友人の携帯電話などに自動通報すると同時に大音量の音で近所にも異常発生を知らせることができます。無線式のものを導入すると、どこにいても助けを呼ぶことができます。

風呂場などに押しボタン防水型送信機を設置する。

あるいは、ペンダント型になっており持ち運びができる非常用押しボタン

持ち歩くなどの対策があります。

放火への対策

年間5万件もの住宅火災が起きています。 その主な出火原因を多い順に並べると「放火」「たばこ」「コンロ」「たき火」「火遊び」となっています。 「放火」は火災の原因の第一位としてずっと継続しています。

● 放火対策としては

・家の周辺に燃えやすい物を放置しない。(古新聞・古雑誌・段ボール・木材・廃材等)

・周辺の見通しを良くする。防犯灯や人感ライトなどで周辺を明るくし、「死角」をなくす。

・自動車やバイクのカバーに防火製品を使用する。

・ゴミを前日や早朝など早い時間から出さない。

・ゴミ置き場や駐車場・駐輪場などに炎センサーなどを設置する。

火災への対策

● 火災を出さないための対策

・寝たばこをやめ、たばこの吸い殻の始末を徹底する。灰皿に水を溜めておく。

・天ぷらなど調理中に目を離さない。その場を離れる時には火を消してからにする。

・子供がコンロなどを勝手に触らないように「チャイルドロック機能」付きのものにするか、元栓を締める習慣をつける。

・ストーブなどが転倒しないように置き場所などに注意する。

・地震が発生した時にはすぐに火を消し、ガスの元栓を締めて避難する。

・消火器は1階、2階に夫々各1本ずつ置く。床から1.5m以下の低い場所に置き、水や油で濡れる位置には置かない。消火器の設計標準使用期限は製造より10年。 10年を経過した消火器は交換または耐圧性能点検(水圧試験)を実施する。 ※設置状況によっては、期限内であってもサビや傷等があるものは、交換または水圧試験を実施する。 ・たき火は風の強い日にはしない。必ず十分に消火する。 ・子供だけでライターやマッチが触れないように保管する等注意するとともに、勝手に触ってはいけないことをきちんと教える。 ・花火も子供だけでは行わない。 ・住宅用火災警報器を設置する。

住宅には、住宅用火災警報器等の設置が義務付けられています。

寝室や台所、階段などに設置します。

万が一火災が発生した時には、あらかじめ設定した通報先へ自動通報すると同時に、大音量の音で近所に知らせます。

 

一戸建て

日々の幸せな生活を守るためには、あらゆる危険を想定して、

起こるかもしれない危機がいつどんなときに発生しても

回避できるようにしておくことが大切です。

 

防犯をおこなううえでは、起こりうる事件

(急病、火災、放火、強盗、泥棒被害、ストーカーなど)に

対応できる防犯機器を設置し

万が一ターゲットになった場合でも、家の中に侵入される前に

撃退できるよう整えておきましょう。

 

目的に合ったセンサーで防犯対策

一戸建て住宅の防犯対策には無線式のホームセキュリティシステムがお勧めです。 各種侵入検知センサーが侵入を検知すると同時に大音量のサイレンなどで周囲に知らせると同時に犯罪者を威嚇撃退します。同時にあらかじめ設定した通報先に自動通報します。 玄関には人感ライトを、窓や扉には窓・扉開閉検知センサーを設置しておくと、より効果的です。 赤外線センサーを窓の外に設置することもお勧めです。

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