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映像情報「Industrial」2017.3にi-NEXT記事搭載。

Pad等を利用した遠隔監視システム「i-NEXT」(特許登録済)

ネットワークカメラを利用した遠隔画像確認システムは近年成長している。しかし、ネットワークを利用した映像配信であるため、URL・アカウント・パスワードなどの流出が問題になる。今回ご紹介する「i-NEXT」システムでは流出を極限まで排除した仕組みでお客様の大切な映像情報を守るシステムである。

1.はじめに
近年ネットワークカメラは各種店舗・事務所・公共施設などに数多く設置され、その映像を遠隔地から確認できるようになっている。しかし、2016年1月に監視映像が流出する問題が発生した。これはメーカーが初期設定としているアカウント・パスワードのままでURL・アカウント・パスワード情報を監視する端末(PCやタブレットなど)に設定し公開されたことが原因である。アカウント・パスワードを初期設定後削除する旨の通達がカメラメーカーより案内され、問題解決したかに見えるが、基本的にアカウント・パスワードが変更されURLも違うドメイン名に変更したとしても、そのカメラ情報は端末側に履歴として残ってしまう。その都度カメラ情報を削除することは可能であるが、面倒であり現実的に不可能である。又、映像管理者が退職した場合等にパスワードを変更しないままでいると、退職者が自宅のPCから映像を閲覧したりネットワークカメラを動かして映像を録画するといったこともできてしまうため、情報漏洩の危険がある。
当社が防犯専門企業として開発した遠隔マネージメントシステム「i-NEXT」では、ご利用いただくお客様にURL等のカメラ情報をお知らせする必要がなく、端末側にもカメラ情報が残らない画期的なシステムである。

2.システムの概要
1)対応ネットワークカメラ
ネットワークカメラは現在、Panasonic製・Canon製・Axis製が可能である。(対応確認が取れていない機器については別途検証が必要)
2)高いセキュリティ性
i-NEXTの一番大きな特徴は「高いセキュリティ性」にある。
①登録されたネットワークカメラのデータは一切端末側では確認することが出来ない仕組みになっており、端末側でカメラURLなどの情報が漏洩されてしまう危険性を極限まで排除している。
②ネットワークカメラ情報のアップ・ダウンロードは全てSSL通信で暗号化されている。
③サーバーに一時登録されている顧客データも顧客がダウンロード後顧客の操作により完全消去又は3日後に自動削除される。専用サーバーにはカメラ情報は一切保存していないためサーバー攻撃を仮に受けてもカメラ情報が流出することはない。
④専用サーバーでは、お客様の最低限の情報が保管されており、iPadなどでカメラ監視を開始する前に正規の方法でダウンロードされた端末なのか?映像確認の有効期限はどうか?(端末の紛失などでの情報の流出防止)などを確認し、問題がなければ端末から現場に対して直接映像を確認する仕組みである。
⑤インターネット網での暗号化通信(SSL通信)やカメラアカウント・パスワードデータの情報漏洩防止(Digest認証)を行うことも可能である。
(しかし、SSL通信では暗号化・復号化でカメラ側に負荷がかかる。)
⑥ネットワークカメラと端末間の通信はVPNでも利用可能である。(但し、最初にカメラ情報ダウンロード時にはインターネット網への接続が必要。)
3)優れた操作性
①ワンタップで見たい画像を表示
1台のカメラで20か所までプリセットポジションを日本語登録し、ワンタップするだけで見たいリアルタイムの動画を確認できる。
②複数拠点の切り替えもワンタップ
複数の工場や店舗もワンタップで切り替えて映像巡回が可能。
③選べる録画機能
i-NEXTは標準装備である「メモリー録画機能(iPad等内に録画・再生)、カメラ側でのSDカード録画・再生機能(オプション)、ネットワークレコーダーに録画した映像をiPad等で再生確認する機能(オプション)の3つがある。メモリー録画機能は録画ボタンを押す最大30秒前からの映像を録画・再生確認可能。
③テレコントロール機能
遠隔地の工場、店舗等の照明・空調・電気錠等の設備の遠隔制御を行うことができる。
④防犯コントローラの遠隔制御
当社開発の防犯コントローラのセット・解除を外出先から遠隔操作することが可能。

4)従来の遠隔監視アプリと比較した優位性
①情報漏洩防止対策として、カメラサーバーにカメラ情報を蓄積し、端末側からはサーバーへ接続情報を入力することによって見える方式がある。これも端末側にカメラ情報を保存していないために漏洩防止が可能だと思われる。しかし、サーバー攻撃を受けた場合には情報漏洩の可能性があり、場合によっては全顧客データの大量流失の危険性がある。又、サーバーには全顧客データを保存しているため、お客様が増える毎に処理能力の低下による接続不可になる可能性もある。

4)市場への展開(納入実績)
①動物病院
最近では医療裁判で訴えられるケースが増加している。院長先生は獣医学会などで出張するケースが多く、院長が留守中に難しい処置などが有った場合にi-NEXTで遠隔から細かい部分(例えばレントゲンや各種機材の数字、室温)を確認しスタッフに対して的確な指示を行うことができる。又、重篤な入院患者の様子を深夜、早朝、休日も自宅から見守ることができる。i-NEXTの鮮明な映像をもってすれば患者のわずかな変化にいち早く気付き、早期対応で患者を救うことも可能である。

②コンビニエンスストア
オーナーが自分のいない時間帯の店舗運営がスムーズに行われているのか自宅や外出先、別の店舗からでも動画と音声で確認することができ、商品陳列やホットフードなどの製造指示、清掃、客先対応など気になる点をすぐに指示することができる。実際に天候などを考慮してホットフードの在庫を見ながら製造指示を出すことで、品切れによる機会ロスをなくし売上が大幅にアップしている事例が多い。又、非常に鮮明な画像であるため、バックヤードにもカメラを設置することでPCでの本部への発注業務を遠隔から指示することができ、店舗出店以来初めて家族旅行に出かけることが出来たり、オーナーに時間的余裕ができる点が好評である。
又、i-NEXTはアルバイトの安全を守るために活用されている。深夜の時間帯にクレームをつけるお客様も少なくなく、i-NEXTを使えばお客様との会話まで聞きながら詳細まで状況をつかむことができ、場合によっては警察への通報やオーナー自身がお客様の対応を行うことが可能である。

③携帯ショップでの利用
オーナーやマネージャーは店舗の客入りや売れ行き、接遇状況に対して常に気にしている。
i-NEXTで本社や外出先から各店舗のリアルタイムの状況を動画と音声で巡回できるため、お待たせしていないか?ポスターなど配布物が的確に貼られているか?ドリンクなどもきちんと出せているか?などその場にいなくてもその場にいるのと同じように細かな点まで確認できるので、改善点があれば動画を録画しそのままメールに添付して改善指示などを行うことができる。新規契約、機種変更などの手続きにはかなりの時間を要し、お客様を怒らせないような対応の教育なども遠隔からスタッフの対応をリアルタイムで見ることによって的確な指導が行える。スタッフの立場とすると、監視されているのではなく、見守ってもらえるという意識になって、安心感から離職率が格段に下がったケースもある。働きやすい職場はさらに活性化し、雰囲気が良くなるとお客様もたくさん来ていただき、売上、利益ともに伸びたという例もある。

④太陽光発電施設での利用
太陽光発電所は敷地を広く取る関係で、郊外に建設されることが多い。
場合によっては遠く離れた山の中に建設するケースも少なくない。
発電効率が落ちると現場対応が必要になるが、現地で何が起こっているのか行ってみないと分からない。このシステムを利用して大阪のオーナーが宮崎に建設しているケースや香川のお客様が北海道に建設しているケースが有る。発電量の低下など、異常発生時に詳細まで拡大して見ることができる同システムを使えば、まずは現地を確認して、十分な事前準備をしてから対応が取れるので、効率よくメンテナンスを行うことができる。

⑤飲食店での利用
オーナーや店長が外出時や休日に店舗の様子を自宅から確認。詳細までズームして確認できるi-NEXTなら、従業員の細かな接客態度や料理の盛り付けなどもその場にいるように確認ができ、お客様に対するサービスの安定供給が図れる。
また、チェーン店であれば、お店の混雑具合を確認し効率よく人材配置を行うことで、スムーズな運営だけでなく無駄な人員を排除し経費削減にもつながる。

⑥建設現場での利用
建設資材置き場は通常は無人なことが多い。外注先や仕入先が置場に納品したり資材を取りに来たりする際に従来は現場に立会っていたのが遠隔で確認ができるようになった。広い置場でも見たい方向にカメラを向けズームすることで、資材がどこにどの程度あるのかまで把握することができる。インターネット回線が引けないような山間部でもモバイル回線を使って遠隔管理をすることが可能である。

⑦工場の生産ライン監視
工場生産ラインの異常を管理者が夜間自宅からズームアップして映像確認し原因の関係者へ連絡をすることで現地に向かう必要がなくなり早期対応が可能になった。生産状況を出張中に確認し指示することで効率化に繋がっている。又、作業状況を顧客に見せることで販売促進に繋げる事例もある。
その他、セキュリティ性を重視する官公庁、警察、鉄道、船舶、法律事務所等に多数納入実績がある。

5)今後の展開
ネットワークカメラを利用した監視システムは現在いろいろな場所で利用されている。
i-NEXTシステムは防犯用途としての利用だけではなく、管理・監視・マネージメント用途でも多く導入されている。
ネットワークカメラはインターネット回線を利用して遠隔地からカメラ映像を見ることが可能なシステムである。特に簡単に監視したいがカメラ映像の流出は厳禁である現場などには、i-NEXTシステムは有効な監視手段である。
特に2020年東京オリンピック開催に向けて監視が必要な現場も今後増えると思われる。
高度なセキュリティ機能と操作性を兼ね備えたi-NEXTシステムは今後も改良を続けていくものである。
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遠隔監視システムi-NEXTはiPadを使用した最先端のセキュリティ。リアルタイムで監視、離れた場所から動画や音声も確認できます。

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