一般家庭が強盗に遭わないためにどうするか?
テーマ:セキュリティシステムについて(35)
広域強盗が毎日ニュースに挙がっています。
● 2023年1月19日 東京都狛江市で住民殺害される。「キム」と名乗る音から「地下に金庫がある」との指示で、インターネット闇サイト募集で集まった実行犯が実施。
● 2023年1月20日、大阪市天王寺区 玄関の外に商品を配達してもらう“置き配”で頼んだ出前をとろうとドアを開けると4人の男が押し入ってきて「死にたくなければ黙っとけ」と言ったという。
● 2023年2月3日 福島いわき市であった強盗殺人事件。防犯カメラに一人で被疑者が歩いている姿が映っていた。帰宅後すぐに背後から襲われた可能性も指摘されている。
ワイドショーなどでも特集が取り上げられて、以前ピッキングによる被害が多発した時のようだと感じます。
防犯グッズコーナーも大盛況といったニュースもあり、一過性に終わらず防犯意識を高く持っていただきたいと願います。
強盗には種類があります。
1.上がり込み
昼間、もしくは夜間、被害者が起きている間に強盗すること
2.押入り
夜間、家人の就寝中に侵入し、金品を強奪すること
3.居直り
留守宅に金品の盗難目的で侵入し、帰宅した家人と鉢合わせし、強盗に変わったもの
⇒ 当初の計画が突然変わってしまい、侵入者は極度の緊張状態に陥ります。
金品だけでなく、家人の身体にも害を加えられる可能性があり、危険です。
今問題になっている広域強盗は「上がり込み」。
在宅であることを確認して侵入し、手足を縛り暴行を加え、金庫の場所や暗証番号を脅して聞き出し命を奪う。
実行犯は闇サイトで募集されており、高齢者にも暴力をふるうことができるかどうかを事前に確認している、といった報道もあります。
侵入されてしまうと、命まで失う可能性が高い犯罪者集団だと言えます。
犯罪者にターゲットにされないために
「隙(死角)が多い」つまり「防犯意識が低い」ということです。
住宅への侵入強盗対策
1.夜間はもちろんのこと、昼間、在宅中でもしっかり鍵をかけ、厳重に戸締りをする
⇒ 簡単に侵入者を家の中に入れないことがまず大事です
2.在宅中の来訪者をインターホン越しの対応、その後ドアを開ける際もドアスコープで確認しましょう。
宅配業者を装った上がり込み強盗も発生しています。
どこの配達業者なのか(制服等もチェック)、誰から送られてきた荷物なのかを
確認してからドアを開けるようにしましょう。
3.外出時に戸締りをしたにもかかわらず、帰宅時に鍵が開いている、電灯がついている、人の気配がする等の異常を感じたら、帰宅時に鍵が開いているなど異常を感じたら、すぐに警察に110番通報
⇒ 不用意に入室するのは危険です。
すぐに家から離れ、110番通報しましょう。
4.万が一強盗と鉢合わせしてしまったら、絶対に争わず家の外に逃げることを最優先にして下さい。
強盗を行うからには、
侵入者は何らかの武器を所持している可能性が高いでしょう。
又、外に逃げられなければ、できるだけ安全なスペースや鍵のかかる部屋に逃げ込み、
大声で屋外に助けを求めるか携帯電話等で110番通報しましょう。
万が一、侵入者に捕まってしまった場合は、相手を刺激せずに
できるだけ金品の要求に応じましょう。
最も大切なのはあなたと家族の命です。
住宅にお勧めの防犯システム
セキュリティハウスでは自宅に人が居るときにも「在宅警備」を行うことができます。
● 窓のこじ開け、扉のこじ開けをセンサーが検知し、大音量の「音と光」で威嚇撃退。
● 緊急時には押しボタンを押すだけで大音量の「音と光」で周囲にも報知。
● 同時にあらかじめ設定した通報先へ瞬時にメール・音声メッセージで異常発生を知らせます。